環境コーディネーター・牧村好貢のブログ

婦人画報11月号掲載

昨年紹介された『くさる家に住む』の売れ行きが好調のようで、そのつながりで婦人画報11月号にカラー4ページで取り上げてもらっています。夢の家特集の中ですが、上級の民宿というのもありなかなか面白い内容になっています。海外では家は買うものでなく、作るものという考え方が一般的ですが、日本もそういう個性的な家を望む人が増えてきたのでしょうか。グリーンフェローが20年目を迎えて今も話題になることを嬉しく思います。

講座の案内 「里山の森再生」

名古屋市民や地元民の水源林として大切な御嵩町の森15haを再生するという珍しい取り組みを専門家に紹介していただく。スギ、ヒノキだけの人工林の再生は国の補助金もあり活発化しているが、普通の里山を水土保全を目的に再生しようという試みは珍しいことから、「第1回いきものにぎわい企業活動コンテスト」で理事長賞をもらっている。その特異な活動内容を山口さんからお聞きする。山口さんは宮脇昭さんの指導のもと、早くから工場緑化などに取り組みアフリカなど海外植林にも同行されている経験豊かな森づくりのプロなのですが、里山再生はライフワークの仕上げとしてがんばっておられるので、専門家にも一般の人にも興味深い話が聞けると思います。

と き：1月25日(火)　18：30から21：00
ところ：グリーンフェロー３階　ゆる～り（5Fから変更になりました）
　　　　地下鉄名城線黒川駅から東南へ6分　北区役所南を東へ100m
　講 師：山口昌弘さん
　　　　　　㈱岐阜造園　環境再生医(NPO自然環境復元協会）ビオトープアドバイザー（NPO日本ビオトープ協会）　自然観察指導員
参加費：千円
持ち物：食べ物一品、または飲み物（ポットラックパーティー）
申込み：特定非営利活動法人　環 境 市 民　東海事務所
締 切：1月20日
備 考：定員25人


主催：特定非営利活動法人　環 境 市 民　東海事務所
　　　　　　tokai@kankyoshimin.org
　　　　　http://www.kankyoshimin.org/tokai
協力：エコ　ソリューションズ　ネットワーク㈱

　

『生物多様性保全につながる企業のみどり100選』に選ばれました。

２０１０年５月２２日、おかげさまでグリーンフェローが『生物多様性保全につながる企業のみどり100選』に選ばれました。生物多様性年の年にまたCOP10が開かれる名古屋の地で選ばれたことは本当にうれしい限りです。トヨタ、積水ハウス、アサヒビール、六本木ヒルズ、ハウステンボスなどほとんどが大企業ですが、その中で唯一小さな企業の小さなエコビルが選ばれています。１３年という歴史と都心の真ん中でもできるというところが評価されたのではと思っています。これからも、皆様と共にこの生き物のようなオーガニックビルを育てて生きたいと存じますので、これまでどおりのご支援をよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌
エコ　ソリューションズ　ネットワーク㈱　代表
グリーンフェローオーナー
　牧村好貢
以下　HPより

財団法人 都市緑化基金では、企業が取り組む身近なみどりの保全・創出・活用の優良な事例を、SEGES特別認定『生物多様性保全につながる企業のみどり100選』として募集し、5月22日、「国際生物多様性の日」にあたり、第１次選考50選を発表しました。

『生物多様性保全につながる企業のみどり100選』
http://seges.jp/about/seibututayousei100.html
一次選考の５０選
http://seges.jp/about/100sen/2010seges_100_1jisenkou.pdf

３月１７日の朝刊に出た全面意見広告

２００９年３月１７日の朝刊に出た全面意見広告
日本経済をリードする５８の業界団体のメッセージについてどんな感想を持たれたでしょうか。数字や金額について下の二つに的確な意見が詳しくでていますが、
・環境NGOWWFのコメント　
　http://www.wwf.or.jp/activity/climate/news/2009/20090317opt.htm
・環境問題スペシャリスト小澤徳太郎氏のコメント
　http://blog.goo.ne.jp/backcast2007/e/e8ff2e2fdf40ba2742726ce1ca670a78
私はそれ以上に業界団体の志の低さを感じさせられ、日本の政治家とともに世界からまたもや【今日の化石賞】を授与されそうな不安を感じた。せっかくアカデミー賞で世界中から日本人の品性の高さを認められという時に。
＊「今日の化石賞」
COP14でNGOから地球温暖化防止の国際交渉進展を妨げている国に贈られる

省エネ技術が世界最高水準、世界一の低炭素社会と国も業界団体も自慢している間にみるみるその差を詰められ、追い越され、数年先にはおいてきぼりをくらいそうな勢いなのは誰しも感じているのに、堂々の全面意見広告である。
G8で２０５０年には５０%どころか８０%以上の削減が必要と訴えたばかりだというのに。

＊ 日本の現状
・世界一といいながら、総量規制をしないため、CO2は８%も増えてし　まった。
・ 再生可能エネルギーの目標値　日本１．４%　ヨーロッパ３０%以上で日本は世界最低。
・ 太陽光発電　ドイツに王座を奪われ、スペイン・中国・米国にも数年で追い越される可能性も大いにあり。
志の低さに恥ずかしさを感じないのだろうか。　ブッシュ政権の愚を踏襲するのか。
世界の一流企業が名前を連ねているのだから、次のような事がなぜできないのか。
・自国のことばかり考えず、アメリカで車を作り、中国であらゆる消費財を作り、東南アジアや中近東で資源を調達しその国の土、水、空気を掘り出し食料やエネルギーを調達し日本に運びCO2を排出している事（搾取しているのを）を忘れず、 環境技術で世界をリードし、低炭素社会の範を示し、発展途上国に技術移転し、宇宙船地球号を導いて次世代のために大きな投資をしつつも借金を残さず、健全な自然環境を残すという国家１００年の計のために、持続可能な社会作りやエコカンパニーを目指して本格的に始動する。 アメリカのグリーンニューディールやドイツやデンマークのように環境立国という大きな国家目標を立て世界にメッセージを発信するなどなど、ぜひとも再考してもらいたい。

なごや環境大学のお誘い

エコハウス建築講座のお誘い

199８年の環境共生住宅認定に始まり、この１０年余り建築関係の法令が急激に変わってきて、ついに今年４月より省エネ法の改正となり義務化と進んでいます。
　作り手の設計士や工務店、設備、建材メーカーはどの程度勉強できているのでしょう。まして買い手となると程遠いというのが現状ではないでしょうか。
　ここに来て省エネ家電や、エコカーが急に身近なものになり関心が高まってきましたが、最大のエネルギー消費産業である建築業界、住まいやビルについてはまだ法の整備が一方的に進んでいるだけというのが実態ではないでしょうか。
　そんな中でエコハウスといっても１００人いれば１００通りの定義をするのではないでしょうか。法やマスコミに振り回されるのでなく、自分なりのしっかりした見方考え方を学ぶいい時期ではないでしょうか。
講義一辺倒でなく、参加型、研究会形式でまた、法律や技術だけでなく考え方、暮らし方、住まい方などソフトも併せて考えていきたいと思います。また、東海地方では数少ない事例の見学も行って意見交換をしたいと考えています。
　
　エコハウスの勉強は環境だけでなく、健康、防災、教育、街づくり、コミュニティづくり、生き物空間作りなどなど多くのことを考えるいい機会です。

6月１3日からの残り3回の講座へのご参加お待ちしています。
6/13(土)　和風エコ改修(円頓寺アイカフェ)　　エコスクール西春中見学
7/17（金）展示場見学
8/3(月)　　エコ建築のモデル(ワークショップ)

申し込み先
　　maki-esn@green-fellow.jp
詳細
なごや環境大学
http://www.n-kd.jp/modules/piCal/index.php?action=View&event_id=0000006836