久々のお便りですが、お付き合い下さい。
5月21日は万物が成長する小満、6月5日は田植えの適期の芒種。新緑がまぶしい季節に元気をもらう。毎週末に必ず降る雨は、植物にとっては恵みの雨だが、イベントや工事関係者にとってはとても堪えるつらい雨だ。五月晴れの無い日の記録を更新するだろうが、ここ2,3日は気持ちのよい日が続いた。
名古屋に来てから、風に敏感になりこの便りでも何度か書いたが、久しぶりに心地よい風を体感した。昨夜のお寺での琉球音楽会(日出克&ンジャミ)の夕べで、大阪城の木立の下にうまく植え込まれた花畑を吹きぬける風、そして最も気持ちよく眺めていたのが、赤目48滝の山を撫でる風。モミジ、山桜、コナラ、杉、ヒノキなどが風に揺られて、宮崎駿の映画のシーンを髣髴させて森が生き物のように沸きあがり、踊っているように見えた。飽かずにずっと眺めていた。そのとき、ふと去年の9月のゴジカラ村での琉球音楽会でのクライマックスで100人以上の人がカチャーシーを踊っているときに感じたのとおんなじものを感じた。森も音楽と一緒になり踊っている。森も生きている。人と一緒に季節を楽しんでいる。
大陸型の気候になり、温度差が激しく、雨の降り方も風の吹き方も普通でなくなりつつあるが、日本の季節や自然はやはりどこの国よりもよい。もっと森や山に出かけよう。
お知らせ
・ 8年間お世話になった一階のみどりの屋根も4月末で若者にバトンタッチ。“みどりの屋根inuuniq”という名でオーガニックカフェがリニューアルオープンです。6月10日午後からパーティです。お世話になりました。これからもよろしく。
・ 草場一壽 陶彩画展
6月6日から11日まで ノリタケギャラリー栄
一枚の絵を完成させるのに10回あまり窯に入れて焼く。
とってもスピリチュアルで癒される。
私の石垣の知人(観葉植物の専門家)の紹介です。
・ 「日本の環境首都コンテスト」先進事例DVD上映会
全国の環境首都コンテストに参加していただいた自治体の中から、今回はニセコ町(北海道)・大和市(神奈川県)・津山市(岡山県)・熊本市(熊本県)の先進事例を映像にて紹介。「日本の環境首都コンテスト」とは、全国のNGOのネットワークにより全国の参加自治体に対して、環境施策などの取り組みをアンケートを基に15部門を評価します。(住民参加・地球温暖化防止部門など)ちなみに今年で6年目になります。
第5回は総合1位 水俣市(熊本県)、2位 新城市(愛知県)、3位 安城市(愛知県)でした。
■主催:特定非営利活動法人 環境市民東海
■期日:2006(平成18)年6月13日(火)
■開場18:00 開演18:30 終演21:00(予定)
■会場:名古屋市千種文化小劇場(Tel:052-745-6235)464-0858
■入場参加無料(どなたでも参加できます)
■申込方法:電子メールで件名を【6/13参加申込】として、お名前・連絡先を明記してお申し込みください。 e-mail:tokai@kankyoshimin.org
・ 東区生涯学習センター主催 【住まいと省エネ】(なごや環境大学講座)
場所:グリーンフェロー
日時:6月8日 10時—12時
申し込み:東区生涯学習センター 八木 932−4881