2005年 02月 19日
24節季便り 雨水 |
2月18日は“雨水”です。寒さが和らぎ雪が雨に変わる日です。
ちょっと書くのが遅れると、寒さが和らぎ雨の多い日が続き関東では春一番が吹くようになった。大急ぎで光の春がやってきた。梅、ボケ、椿、菜の花と外来種が全盛の中、この時期は昔ながらの日本の花が主役になり、春を告げてくれる。一雨ごとの暖かさ、梅一輪 一輪ほどの暖かさ、東風吹かば匂いおこせよ梅の花。誰もが俳句のひとつも作りたくなる。
○同じ消費するなら。
最近高校時代のバスケの後輩から、三洋電機の新潟工場が地震の被害で数百億の被害が出たので同社の製品を買ってもらえないかとのメールが来た。このような形でITが世の中を動かすのかというのと人と人とのつながりが保たれるのか今の時代かと思った。新潟の日本酒やお米を買うのも良し、フェアトレード商品ならスリランカ、インドネシア、タイなどの国のものを選ぶようにしたい。私らの子供の時代の買い物は顔の見える付き合いの中でのものだった。大阪の有数の商店街のひとつ“空掘り商店街”で育った私は、魚屋や八百屋の大将の元気な大阪弁が大好きだ。その地の人の顔を思い出しながら、買い物をしてみてください。1階の“みどりの屋根”でもスリランカの美味しい塩を産直で売っている。
○吉永小百合を首相にしよう。
“北の零年”という映画を見た。彼女の内面からの美しさと凛とした姿勢が光る作品で脇役がかすんでいた。北海道開拓の苦難の歴史、エコロジー、ジェンダーフリー、男の生き方、先住民族問題などテーマが多すぎるようにも思うが3時間の長編にもかかわらず観客は身動きひとつせず見ている。ガイアシンフォニーと同じ張り詰めた空気が館内に漂う。
プライドとビジョンを持って皆で力をあわせて新しい村づくりをする姿は幕末の志士や明治の先人達と同じで今の現代人の忘れかけようとしているものを思い出させる。吉永小百合は理屈で無くその存在そのものが、歩く姿が人の心を揺り動かす。若者も団塊の世代もこんなリーダーを望んでいるだろうし、彼女なら中高年の男性もいやパワーのあるおばちゃんが懸命に支えるのではないか。
私は若いときには洋画ばかり見ていたのでそれほど彼女のファンではないのだが、最近の映画や原爆の朗読会の活動から好きになったぐらいですが、皆さんもこの映画を見て妄想しませんか。
○ 朗読会のお知らせ “木を植えた男“
朗読 榊原忠美
どんぐりチケット制作 松本、美術燭台 金、衣装制作 橋本
照明 ふくい木と建築の会
・3月4日(金) 7時15分より40分(途中入場できません)
・グリーンフェロー2階 ・会費1000円
・申し込み 水谷 mizwatch@s7.dion.ne.jp
ちょっと書くのが遅れると、寒さが和らぎ雨の多い日が続き関東では春一番が吹くようになった。大急ぎで光の春がやってきた。梅、ボケ、椿、菜の花と外来種が全盛の中、この時期は昔ながらの日本の花が主役になり、春を告げてくれる。一雨ごとの暖かさ、梅一輪 一輪ほどの暖かさ、東風吹かば匂いおこせよ梅の花。誰もが俳句のひとつも作りたくなる。
○同じ消費するなら。
最近高校時代のバスケの後輩から、三洋電機の新潟工場が地震の被害で数百億の被害が出たので同社の製品を買ってもらえないかとのメールが来た。このような形でITが世の中を動かすのかというのと人と人とのつながりが保たれるのか今の時代かと思った。新潟の日本酒やお米を買うのも良し、フェアトレード商品ならスリランカ、インドネシア、タイなどの国のものを選ぶようにしたい。私らの子供の時代の買い物は顔の見える付き合いの中でのものだった。大阪の有数の商店街のひとつ“空掘り商店街”で育った私は、魚屋や八百屋の大将の元気な大阪弁が大好きだ。その地の人の顔を思い出しながら、買い物をしてみてください。1階の“みどりの屋根”でもスリランカの美味しい塩を産直で売っている。
○吉永小百合を首相にしよう。
“北の零年”という映画を見た。彼女の内面からの美しさと凛とした姿勢が光る作品で脇役がかすんでいた。北海道開拓の苦難の歴史、エコロジー、ジェンダーフリー、男の生き方、先住民族問題などテーマが多すぎるようにも思うが3時間の長編にもかかわらず観客は身動きひとつせず見ている。ガイアシンフォニーと同じ張り詰めた空気が館内に漂う。
プライドとビジョンを持って皆で力をあわせて新しい村づくりをする姿は幕末の志士や明治の先人達と同じで今の現代人の忘れかけようとしているものを思い出させる。吉永小百合は理屈で無くその存在そのものが、歩く姿が人の心を揺り動かす。若者も団塊の世代もこんなリーダーを望んでいるだろうし、彼女なら中高年の男性もいやパワーのあるおばちゃんが懸命に支えるのではないか。
私は若いときには洋画ばかり見ていたのでそれほど彼女のファンではないのだが、最近の映画や原爆の朗読会の活動から好きになったぐらいですが、皆さんもこの映画を見て妄想しませんか。
○ 朗読会のお知らせ “木を植えた男“
朗読 榊原忠美
どんぐりチケット制作 松本、美術燭台 金、衣装制作 橋本
照明 ふくい木と建築の会
・3月4日(金) 7時15分より40分(途中入場できません)
・グリーンフェロー2階 ・会費1000円
・申し込み 水谷 mizwatch@s7.dion.ne.jp
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by GREEN-FELLOW
| 2005-02-19 16:45